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2009年06月27日

梅雨時期の攻略法 Vol.5 最終章

Vol.5まで続きました梅雨時期の攻略法も基本的に今回で終了の予定でいます。


昨日までにパターン1~7までを解説してきましたが、いよいよ残すところパターン8、9と2つになりました。


それではまず、パターン8

トップウォーター2

昨日のトップウォーター1でも少し触れたが、こちらは、トップじゃなきゃダメなパターン

もう知っているアングラーには当たり前の話だが、トップにしか反応しない魚が実は、沢山居るっていうこと・・・

ミノーやバイブレーション他、どんなルアーよりも圧倒的にトップが強くなる状況が特に夏になると多く存在する。


ここで使うトップは、基本的にはペンシルなのだがトップ1の時に使用するペンシルより1サイズ大きめになる。

具体的には、レッドペッパーなら11cmやマグナム(14cm)、TDペンシルシリーズなら11~12cmクラス

また、単純に大きくするだけではなく、動かし方も若干変化する。

使用するタックルは、動かし方でスピニングとベイトを使い分けなければいけないのもこのパターンの特徴

スピニングなら

JJC-T 69S

JJC-T 72S-K


ベイトなら

JJC-T 65C等が使いやすい

ラインは、スピニングは絶対的にPE有利

ベイトの場合はお好きにどうぞ・・・って少し無責任ですね。

ちなみにCapの場合は、ベイトにはフロロをメインで使います。


では、何故このようにトップ1とトップ2に違いが出るのかをCapなりの解釈ですが、理由は・・・


トップ1の場合、オープンエリアでフィーディング状態で回遊している魚がターゲット

この場合、広く大きくポイントを探る必要がある。

したがって、とにかく速くそして効率的に探れる、サーチベイト的なルアーが有効になるので、その1つがトップって言うだけのこと

もちろん、この場合は速いミノー?(要は速く引っ張っても効果的なもミノーってことね)も有効

どっちかって言うと、この場合トップよりもこのミノーの方が有効だが楽しいからって理由でトップをセレクトするケースが多い。

しかし、トップ2の場合はちょっと違う

正確に言うと、魚の状態が違うのだ。

この場合の魚はフィーディングでフラフラしているのではなく、ある程度水深のある(10m以上)壁などで魚が沈んでいる状態

ん?沈んでる?

そう、沈んでる

それも結構深く

水深15mで水面から5m以上沈んでる状態


こいつらを浮かせるためのルアーがトップなのだ。

なので、少し大きめのペンシルを使うことでアピール力も大きくする。

こうしないと、浮かないのだ。


そう、これこそがトップ1とトップ2の決定的な違い

トップ1は浮いてる魚、トップ2は沈んでる魚を狙ってる。


この違いをきちんと頭に入れて動かし方を考えて見よう。

そしてこの沈んでる魚に対して有効なパターンのもう一つが実は、パターン9のチョコチョコジギングなのだ。


ということで、ラストのパターン9

チョコチョコジギング・・・

解説したいのは山々なのだが、このジギングだけは文章で説明するのが困難・・・というよりは不可能

なので・・・


基本的にタックルとルアーのみを紹介しておきましょう


タックル

これは、完全にスピニング専用のメソッド

なのでスピニングです!?

JJC-T 66S→JJC-T 72S-K(これ専用なんじゃないかと思うぐらいこのロッドがハマります)などの先調子のロッドがお勧めです。

ラインは、これも圧倒的PE

ジギングなので、色分けされているPEが使いやすいかも?

ルアーは、18~20gのメタルジグ

新発売のオーシャンドミネーター21gも良かったですよ(実は今日使って見ました)

他には、ブランカ等に代表される、比較的オーソドックスなものが良いです。


どうしても、釣り方を知りたい人は、こればっかりはRealに遊びに来てください・・・・



これで、パターン1~9の詳細解説は終了です。


そして、昨日も最後に少し触れたが「もう1つ重要なこと・・・」とはなんだったんでしょう?

鋭い人はすでに気付いているとは思いますが

パターン1~9のうち5~9の使用タックルはスピニングってこと

5~9というのは、晩春~盛夏にかけて・・・

そう、まさに今日現在のメインパターンは全てスピニングってことです。


最近のシーバスアングラーはとってもベイトタックルを使うのが上手アングラーが多いです。

が、意外とスピニングをおろそかにしているアングラーも多い


実は、基本的にボートシーバスはスピニングのみでその殆どが可能な釣りなのだ。

しかし、状況によってはベイトのほうが楽な時が有るので、補助的にベイトを使う

って言うのが本当なのかもしれない。


とにかく、きちんとしたスピニングを持っていないアングラーは、ベイトタックルを充実させる前にスピニングをきちんとそろえましょう。

こうするだけで、単純に釣果アップ間違いなしです。


正直、パターン5~9をベイトでやるのはCapも不可能です。

そのぐらいベイトとスピニングでルアーアクション等が違うのだ。

なぜ、ベイトで出来ないのかの詳細は、書き出したらとんでもなく長いことになるので書きません。

どういうことなのか、知りたいアングラーはRealへGO!です!(^^)!


実際にここ1~2週間 状況はいまいちながらきちんとしたタックルに、正確なルアーとルアーのアクションをつけられるアングラーはそれなりに釣ってます。

ぜひ、今までの梅雨時期の攻略法を元に釣れる釣りを楽しんでください。




以上でやめときましょう・・・


今後も、各パターンの詳細は、釣果報告の中やCap気が向いた時チョコチョコと追加していきますので、日々チェックしていてください。




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この記事へのコメント
どーも!
『きちんとしたスピニングタックルを持って来ない残念なアングラー』ですm(__)m
シーズナル・パターン解説、大変興味深く拝見致しました。今まで漠然と捉えていた事の背景が大変よく分かりましたよ。実戦にて熟慮し、咀嚼して自らの血肉になるように精進させて戴きます。
文頭にも書きましたが、先日の反省を踏まえ、アドバイス通り、“6.6S”購入しましたよ!しかしちゃんと使いこなせるか・・・(@_@;)かなり心配ですねぇ。
使う前からこんな事じゃ先が思い遣られますが、正直“妖刀”を前に足が竦む様な心持ちを禁じえません。竿が使い手を選ぶ、“強力無比”な作り手のスピットをガンガン感じます。
正に現代の『妖刀・村正』!!この夏、“妖力解放”出来るか?否か?
拙者の精進次第!
次回、鶴見道場にてご指南の程をm(__)m
Posted by やまざきたかし at 2009年06月28日 18:26
やまざきさん

JJC-T66S 購入おめでとうございます!

きっと、やまざきさんが使えば、もの凄い力を発揮してくれると思いますよ。
これからさらに釣りの幅が広がることで、これまで以上にシーバス釣りが面白くなるはずです。

本日もスピニングが大活躍でした。

また、近いうちにNewロッドを使いに遊びに来てください。
Posted by f-realf-real at 2009年06月28日 21:13
超参考になりました!
次行く時は、スピニング使います。
でも86は、長いですよね・・・
トップウォーターって、やっぱり魚を浮かせる力があるんですね。
スピナベのバジングはトップ1の方なんですかね?
聞きたい事が山ほど出来てしまいました・・・
いざ行くと釣りに夢中になって忘れちゃいそうですが・・・
Posted by たきざき りょうた at 2009年06月29日 09:14
たきざきさん

参考になって嬉しいです。

スピナベのバジングは、どちらかというとトップ2ですね

但し、状況によって変化はすると思いますが・・・
Posted by Cap森田 at 2009年06月29日 16:33
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