2010年02月05日
「音」についてのお話 番外編
そうそう、「音」についてのお話の途中ですが補足!!
先日ようやく終わった「ジギング完全攻略法」で解説したデロデロジギング
もう体験したアングラーも多いかと思いますが、「本当にゆっくり巻く」ことに驚いたアングラーも多いのでは?
実際にデロデロジギングの巻くスピードは、メタルジグが全くアクションしないスピード
正確に言うとアクションしだす直前の圧力が掛かるスピードなのだ
何故アクションしだす直前のスピードなのか?
メタルジグを巻き上げてくることでジグ本体に水圧がかかる
巻くスピードが速くなるに連れて徐々にその圧力も強まっていく
しかし、ある一定以上の圧力が掛かるとその水圧を逃がすためにジグそのものが動き出す・・・
そう、その動き出す直前の状態が動き出した瞬間の圧力より高いのだ!(もっともこの状態から更にスピードを加えれば更に圧力は高まるが・・・続きは下を読んでね)
この状態が、もっともシーバスが反応する「音」を出すようだ・・・
この時の「音」はブルブルといった類のものではなくおそらく「ザー・・・」といった放送終了後のTVのようなイメージをCapは持っている
また、ジグがヒラヒラと動き出してから(上記の更に圧力が高まった状態)のおそらく「グシャグシャ」したような「音」に反応が良いときはテールスピナーのようなブレードが回転するときの「音」の方がもっとシーバスは好きな様子
こういったときは、素直にメタルジグではなくテールスピナーを沈めて巻き上げたほうが遅いスピードで同じ音が出せるので結果が出る
でも、デロデロジギングやチョコチョコジギングが強い状況というのはあくまでこの「ザーっといった様な音」を好むときなのだ
こういった状況下でテールスピナーを沈めても殆ど反応は無い
メタルジグで食うならテールスピナーやバイブレーションを沈めたほうがもっと食うと勘違いしているアングラーも多いが、それは間違いだ!
必ず、デロデロジギングが良い状況やテールスピナーが良い状況といった具合にはっきりと差が出るのだ
デロデロジギングの最大のキモはこの「ザーっていう音」
実は、人間から見ると全くアクションしていないように見えるデロデロジギングのアクションもそれは人間の勝手な思い込み
前回の音のお話しでもしたようにルアーはあくまで目で見える「動き」ではなく「音」が重要なのだ
そこで、動きを音と捉えることの重要性がわかってもらえたのではないだろうか?
この音を最大限に発生する状態を作り出せるように意識しよう!
次回から、先日の続きに行きましょう・・・(^_^)/~