2010年02月09日 08:04
前回の続きということで、今日は状況についてお話しよう!
まずおさらい↓
状況とは・・・
1、時期(春夏秋冬)
2、時間(朝、昼、夕、夜)
3、狙うレンジ(浅いのか深いのか)
4、明かり(太陽、常夜灯とその影の濃淡)
5、水の流れ(潮の潮汐や河川の流れ等)
の5つ
では、1の時期から見てみよう
春夏秋冬とざっくり言っても当然4つにきっちり分けられるわけが無い
ここでは、海基準で時期を語る上で重要なのは、水温
水温といっても何度~何度がどうとかそういうことでなく単純に冷たい、暖かいで良い
?
なぜなら、きっちり段階どおりにこうする、ああするではなくもっとバリアブルに考えなくてはいけないからなのだ
まず、原則から説明しよう!
水は冷たくなればなるほど密度は高くなる。
逆に暖かくなると密度は薄くなる。
厳密に言えば、塩分濃度によっても密度は変化するが・・・
なので、時期を意識する上で水温が重要=密度が重要ということまでは理解できたかな?
何故密度が重要なのかといえば、密度が変われば音波の伝導率(伝播率)が変化するからだ!
単純に伝導率が上がれば音はより響く
ということは、冬(水温が低いとき)は、より小さい音で大きく響き、夏(水温が高いとき)は大きな音を出さないと聞こえないとも考えられる
ルアーアクション的に言えば、「冬はおとなしく、夏は激しく」ということ
冬は、魚の活性が低いからルアーはおとなめ?
夏は、魚が元気だからルアーは激しく?
答えは合っているが、理由が間違いだよね
本当の理由は、上記の通り音の伝導率の違い
本当の理由とは言うものの、Capの考えが本当は間違いかもしれないけどね・・・
でもこれで正解(魚が釣れる)が出ているので仮に間違っていてもルアーでシーバスを釣る上でこう考えるほうが簡単!なので良いとしよう(^^ゞ
まあ、言い訳はこのくらいにしてとにかく「冬は、より音が響く」を強く意識しよう
*同じルアーでも水温によって音の響き方が変わるということも覚えておいてね!
でも、当然水温は東京湾の場合で最低水温(8℃前後)から最高水温(30℃以上)までとその差が20℃以上有るのでその時々でバリアブルに対応しなければいけない。
この辺は、経験が一番物を言う所なだけに春夏秋冬釣り場に足を運ぶことが大事!
冬は寒いから釣りに行かないではなく、何シーズンかは1年通して釣り場に足を運ぶことをお勧めする
最低水温近くになるこの時期は、絶対経験しておくべきだ(しっかり防寒対策してね)
次回は、「時間」にいきましょう!
では(^_^)/~