2010年01月17日
ジギング完全攻略 Vol.9
前回は、少し脱線してしまったので今回から戻していきます
今回は↓
2、大掛かりな沖の障害物だけでなく運河内の小型の障害物まで全般的に障害物周りを丹念に探る「物撃ち系ジギング」
について解説しよう
2、物撃ち系ジギング
この物撃ち系ジギングは、一般的なジギングというよりは、
ミノーやバイブレーション等を使用したキャスティングゲームに近い感じかな?
例えば桟橋の橋脚の1本1本を丹念に探ってテンポ良く拾っていくイメージ
ということは、1箇所で延々と釣れ続く「直撃系」ような感じとは全く異なる。
要は、魚の群れを「待つ」のではなく魚を積極的に「攻める」ジギングだ
このジギングの場合は、基本的に9割方以上「デロデロジギング(以下デロ)」オンリーと考えても良いだろう
場合によって「チョコチョコジギング」(以下チョコ)が強い場合もあるが、「シャカシャカジギング」(以下シャカ)は、選択肢の中に無い
結局のところ最初に話した通りミノーやバイブレーションでは届かない又は効率が悪いのでその代わり的な使い方になる
ということは当然ある程度レンジは深いことが前提になる
場合によってはボトムから数mがその範疇になる
もちろん「柱の」ということ
この柱のボトム周辺というのが曲者!
よく柱を狙うというと本当に柱を狙ってしまう
正確に言うと柱を狙って撃ってしまうっていうこと・・・
下の図を見てほしい

狙いたいゾーンがDだとするとAやBにジグを落としてしまうとジグは最初は真下に近い感じで沈むがある程度沈んだ後はラインの抵抗とともに手前に戻りながら沈み始めるのでゾーンDにルアーを通すことは不可能になる
ということは柱を狙う=柱の先を狙って撃つということになる。
*深い場所を狙う際は、必ずこの「手前に来る」という事を頭に入れておこう!
図でいうとCの地点がそれにあたる
これでようやくゾーンDを狙えることになるが、前回説明したジグのもっとも良い状態をこのゾーンDでキープできるように更に奥深く考えてジグを落とせばこれまた釣果倍増間違いなし
というかこれで釣れる人、釣れない人の差が出るのだ
さて、ここまで書いてなんですが残念ながらメタルジグは綺麗に真下に沈まない(沈みにくい)
いくら重たいメタルジグでもジグの形状は、知っての通り平べったい形状をしている
これが原因でスライドするような動きで着水点からズレる傾向がある
*柱の奥を狙ってキャストした場合は比較的自分から見て奥にスライドする傾向があるので極端に意識する必要は無い・・・
でも逆にこれを利用したテクニックを駆使することで次回から説明する「壁系」、「穴撃ち系」ジギングか効率よく攻められることもある
ということで今回は、ここまで
次回は、「壁系」、「穴撃ち系」のジギングを一気に解説していこう
Posted by f-real.com at 08:00│Comments(0)
│ジギング
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